【神奈川県 横浜市】造園工事・土木工事なら
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皆様は「SDGs」という言葉を聞いたことはありますか?
「エスディージーズ」と読み、英語の正式名称は「Sustainable Development Goals」となっており、三つの単語の頭文字を取り「SDGs」と呼ばれています。
今回は造園土木の知識というよりは、造園業界・土木業界にいる私たちや、本コラムにご興味をお持ちいただいた造園業界や土木業界に興味がある方々に、「この業界に関わる私たちには何ができるのか」ということを知っていただきたいため、ご紹介させていただきます。
和訳したこちらの「SDGs」の意味は「持続可能な開発目標」という意味であり、2016年から2030年までの国際的に定められた目標です。
こちらを意識して取り組もうとする国は、日本を含めた国連加盟国193ヵ国です。
2015年9月にニューヨークの国連本部で行われた国連サミットで採択されました。
採択された理由としては、世界中では様々な問題に直面しているという背景からです。
各国で取り上げられている課題は、当事者として自身に該当しなければ、全員が他人事として意識が薄まってしまうということによる悪影響を懸念して「みんなで意識していこう」という意味合いも含めた理由で策定されたものになります。
例えば、大多数の方がピンとくるテーマを数件挙げてみると
・貧困
・人種
・ジェンダー(性別)
・気候変動
などです。
特にジェンダーなどは、近年の主要SNSなどで「LGBTQ※」というような表現で
カミングアウト(自身が「LGBTQ」であるということを公表する)傾向が多くみられますので、ご存知の方も多いかと思います。
※LGBTQ…性別の認識や指向に少し個性がある方々を表す名称
・L:戸籍上の性別は女性でありながら、女性に好意を抱く方
・G:戸籍上の性別は男性でありながら、男性に好意を抱く方
・B:男性女性に限らず、恋愛対象として接することが出来る方
・T:出生時の戸籍の性別と自己の認識に相違がある方
・Q:上記いずれにも該当しない個性を持っている方
(上記は一例です。LGBTQと呼ばれる方の中には「上記に該当しない」「少し違う」という方も見られます)
そして上記をカミングアウトした結果、その事実を前向きに受け入れるという反応も近年の特徴です。
上記は一例ですが、このようにお悩みの方が世界各国・地域各所にいらっしゃるということが近年で分かりました。
貧困問題も同じく、先進国で生活している人々には身近に感じないような生活水準が、発展途上国では当たり前とされていたりします。
そこで、このような「地球規模の課題を解決したい」「誰一人取り残さずに解決したい」という思いから策定されたのが、「SDGs」という目標です。
SDGsには、17の目標とそれを達成するための169のターゲットが設定されています。
例えば、目標①の「貧困をなくそう」というテーマでは、
ターゲットとして「1日1.25ドル未満で生活する極度の貧困をなくす」ということを設定しています。
加えて「2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、すべての年齢の男性・女性・子どもの割合を半減させる」といったターゲットも設定されています。
上記は目標①ですが、このように17の目標があります。
ただ、これはどれか1つだけ意識しようということではなく、17の目標が互いに関連していますので、自身の関与する業界では、どの目標に大きく影響をもたらすことができるかということを国民全体が意識していかなければならないということです。
よって「SDGs」を全員が意識し行動を起こすことで、よりよい世界になることを目指すための世界共通の17の目標なのです。
【17の目標】
①貧困をなくそう
②飢餓をゼロに
③すべての人に健康と福祉を
④質の高い教育をみんなに
⑤ジェンダー平等を実現しよう
⑥安全な水とトイレを世界中に
⑦エネルギーをみんなにそしてクリーンに
⑧働きがいも経済成長も
⑨産業と技術革新の基盤をつくろう
⑩人や国の不平等をなくそう
⑪住み続けられるまちづくりを
⑫つくる責任つかう責任
⑬気候変動に具体的な対策を
⑭海の豊かさを守ろう
⑮陸の豊かさも守ろう
⑯平和と公正をすべての人に
⑰パートナーシップで目標を達成しよう
上記のように策定されています。
造園業・土木業で日々お仕事をさせていただいております、株式会社 丸孝造園土木で実際に日々の業務に反映できるよう取り組みを考えていくことが出来そうな内容としては、
⑤ジェンダー平等を実現しよう
⑦エネルギーをみんなにそしてクリーンに
⑧働きがいも経済成長も
⑩人や国の不平等をなくそう
⑪住み続けられるまちづくりを
⑫つくる責任つかう責任
⑬気候変動に具体的な対策を
⑮陸の豊かさも守ろう
⑯平和と公正をすべての人に
あたりではないかなと考えています。
造園業界・土木業界だけではなくどの業界でも、現実的に自身の企業にできる取り組みと実現しづらい取り組みがあると思います。
まずは、自身の関連する企業が取り組みやすい目標から取り組んでいこうとすること。行動しようとする意識が重要なのかなと考えています。
私たちであれば造園工事・土木工事を主なサービスとして行っている為、まずは造園工事・土木工事の業務の範疇で実現していき、徐々に影響の出せる目標を増やしていきたいと思い、日々業務に取り組んでいます。
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